治療のヒント

アトピー・慢性湿疹外来 治療のヒント

当院院長 山本綾子は、アトピー性皮膚炎、慢性湿疹の治療・予防や皮膚の健康などをテーマしたブログ「アトピーから学ぶ美肌法則(アトピー撲滅プロジェクト)」を開設し、患者様にお伝えしたい様々なトピックを、コラム形式でお届けしています。数多くの臨床に基づく、自身の経験を通じて、多くの患者様に最適な改善・予防法をお伝えすることを目的としています。

当ページでは、当院のアトピー・慢性湿疹外来の治療コンセプトに関して、特に患者様に参考になる内容、また、治療のヒントとなる記事を、その中からほんの一部ですが抜粋してご紹介します。当院での治療をご検討の患者様は、ぜひご参考にしてください。

次に、下記の記事にて、繰り返す湿疹や、アトピー性皮膚炎にお悩みの方に対して、当院のアトピー専門外来による改善・予防法のポイントをご提供しています。当院のアトピー・慢性湿疹外来受診の方は、事前にお読みいただくことをお薦めします。(こちらの記事は、日経トレンディに連載掲載された「皮膚科専門医 山本綾子の解決!オトナの皮膚病・肌トラブル」をもとに、掲載時の内容を見直し、加筆修正を行っています。※公開までしばらくお待ちください。)

第1回 冬のカサカサ肌・かゆみ肌は悪い姿勢が原因だった!?
第2回 その歩き方で大丈夫? 脛・踵が荒れる原因とは(アトピー発症機序理論2)
第3回 腹筋を鍛えるとアトピーが治る!? (アトピー発症機序理論3)
第4回 フケじゃなかった!脱毛にもつながる脂漏性皮膚炎のナゾ(アトピー発症機序理論4)
第5回 スマホの普及で顔の湿疹が増えた?(アトピー発症機序理論5)
第6回 “自然派ハンドクリーム”にも落とし穴!?「手湿疹」の原因とは(アトピー発症機序理論6)
第7回 湿疹の形=筋肉の形だった!? (アトピー発症機序理論7)
第8回・前編 手ごわい慢性蕁麻疹にも対処するヒントはある!(アトピー発症機序理論8・前編)
第8回・後編 蕁麻疹、ストレスだから仕方ない、はウソ!?(アトピー発症機序理論8・後編)
第9回 抱っこの仕方でアトピー悪化!? 赤ちゃん・子どもの治療と予防(アトピー発症機序理論9)

アトピーは究極の「生活習慣病」?

今日のお話は「病気の本質を考える」ということです。

医師となって10年以上となります。アトピーを治したくて皮膚科医となりました。
そして、アトピー患者さんと向き合い続けて気づいたことがあります。

アトピーは究極の「生活習慣病」と言っても、過言ではない、ということ。診察室でアトピー患者さんを見ていて、「わぁ、この人、ものすごく健康なのに、皮膚だけぼろぼろだわぁ」と思ったことは一度もありません。

むしろ、

  • 姿勢が悪く、背中がお年寄りみたい
  • 椅子に座ったら、数分も背中をまっすぐ保てなくて、すぐにぺこんとなる
  • 手足が冷たすぎる
  • 手足の色が青い
  • 腕や下肢に、いかにも血流が悪そうなもやもやした模様がある
  • 生理痛がひどい
  • 便秘がひどい
  • かなり肥満である
  • ガリガリで筋肉がない
  • 表情が異常に暗い
  • 歩いて見せてもらうと、「とぼとぼ歩き」だったり、「竹馬に乗っているかのような歩き方」だったり、「行進しているような歩き方」
  • 食生活が無茶苦茶
  • 偏食がひどい
  • 一日中、ずっと椅子に座って、動いていない
  • 肩こりがひどい(ひどすぎる場合は頭痛も!)
  • 平熱が36度すらない(要するに低体温)

などなど・・・書き上げるときりがないくらいです。

こんなに「不健康」で、どうやって皮膚だけ「ぴかぴか」ってことがありうるでしょう?断言していいですが、「絶対ないです!」

皮膚は「内臓の鏡」とよく言われます。アトピーは「心身の鏡」なのだと、私は思います。

  • どんな食べ物を食べ、
  • どんな表情をし、(顔だって筋肉でできています、長年のくせは筋肉にすら影響を及ぼします)
  • どんな事を考え、(うつ状態かなど)
  • どんな姿勢をし、
  • どんな歩き方をし、
  • どんな動き方をし、(荷物を持つ、物を拾う、普段の運動習慣など)
  • どんな物に触れ、(石鹸や化粧品など)
  • どんな毎日を送っているのか

生きてきた毎日の積み重ねがすべて皮膚に出ているのだと、痛感します。それは、成人だけでなく、この世に生を受けて、数ヶ月、数年の子供ですら。

アトピーは治りにくいと言われます。確かに私も、簡単だとは思いません。でも、それは、こんなにもたくさんの「日々の要因」が複雑に絡み合っているから。「生活習慣病」と言うと、糖尿病や高血圧など、食事・運動の要素ばかりを思い浮かべてしまうかもしれませんが、もっと広い意味で、「自分がどのように生きてきたか」が皮膚を通して表現されているのだと思います。

皮膚科医として毎日診察していて痛感するのは、「皮膚はものすごく正直である」ということ。

極端な話、患者さんが「ちゃんとお薬塗りました」と口で言っても、ちゃんと塗れていないことは「皮膚を見ればわかる」のです。お薬を塗っても改善しない皮膚と、お薬を塗らなくて改善しない皮膚は経験を積んだ皮膚科医には一目でわかります。

皮膚は、ものすごく雄弁なのです。アトピーという症状を通して、「どのように生きてきたか」を示しています。あとは、私たち医師がその「皮膚からのメッセージをどのように読み解くか」なのだと思います。

これが、「病気の本質を読み解く」ということなのだと思います。

【アトピー治療に大切なこと】患者さんの自然治癒力を最大限に開花させる

私が、いつもアトピー治療の際に、念頭においていることがあります。それは、「患者さんの自然治癒力を最大限に開花させる」ということ。

まず一つ、知っていただきたいのですが、少し前まで、皮膚科における傷の治療では、消毒するというのが”常識”でした。しかし現在では、傷の「治ろうとする力」を邪魔しないように、消毒はできるだけしないで、水道水で洗うことを基本としています。

それはなぜでしょうか?

消毒することで、正常な組織を痛めつけるだけでなく、傷の「治ろうとする力」を弱めてしまうからです。(勿論、明らかに感染しているときは、菌を殺すような薬を使います。)

つまり、「身体が持っている自然治癒力(治ろうとする力)」を最大限に活かすために、それを邪魔するようなこと(消毒など)を排除し、治るための環境を整えてあげることが治療なのです。これは、皮膚科の”常識”自体が変わってしまったとも言えますよね。

実は、私が目標とするアトピー治療も同じです。

「自然治癒力」を最大限発揮できるように、その力を邪魔させないように、環境を整えてあげるのです。

それは、決して何かを塗ったり、飲んだりということではなく、また何らかの施術を受けることでもなく、「人間本来の力を最大限開花させるために、身体にもっとも負担の少ない身体の使い方をしてゆく」ということ。

姿勢、呼吸、歩き方という、当たり前に毎日行っていることを、「身体が治癒しやすい方向」にしてゆくだけ。何気なくやっている”身体のクセ”が実は、自然治癒を「妨げていた」事実を知り、その問題の身体のクセをやめて、負担の少ない身体の使い方に変えてゆくだけ。

ただし傷の治療において、明らかに感染しているときには、消毒や抗生剤を使います。それと同じように、アトピー治療でも、「明らかに日常生活に支障を来たしているとき」や、「自然治癒を待っていては、あまりに時間がかかりすぎるとき」には、ステロイドの外用剤を使うことはあります。それでも、本来すべきことは、「身体が持っている自然治癒力を最大限に開花させる」ことなのです。

あなたの治療は、きちんと、自然治癒を邪魔させないように、環境を整えていますか?作物を育てるとき、与える水や肥料のことだけを考えていてもダメです。作物が育つ「土壌」の状態を考える必要がありますよね?土がカチカチだったり、水はけが悪すぎたら、作物は育ちません。

アトピー治療でも、食事内容ばかり考えていても、作物に与える水や肥料しか考えていないのと同じです。土壌の状態を考えるように、アトピー治療でも、「身体の状態」を整えるのです。血流やリンパ流、筋肉、骨の状態まで全部考えることが、「自然治癒しやすい環境作り」なのです。

【アトピーの戦略的治し方】 山本綾子流アトピー治療がステロイドを使いながらアトピーを卒業できる訳

当外来にたどり着いたアトピー患者さんたちの、最大の疑問は、「なぜ、ステロイドを使いながらアトピー卒業なんてできるの?」ということでしょうか。ステロイドは「対処療法」だから、アトピーから卒業出来るわけがないでしょ???

それは、「ただ単に湧いてくる湿疹にステロイドを塗るだけ」のとき。勿論、そのやり方では、症状が落ち着いたとしても単に一時的で、「治った」というのとはほど遠くなりそうですね。

では、なぜ、ステロイドを使いながら、アトピー完治へと導けるのか?

湿疹発症を予防するには?

湿疹というのが、「皮膚の細胞と細胞(=「間質」かんしつ)を満たす間質液が増えすぎたときに生じるものであり、その間質液を増えすぎないようにコントロールすることは、可能であれば?

ちょっと難しいお話ですが、「湿疹」を顕微鏡でみると、「細胞間浮腫」という状態になっています。「皮膚の細胞と細胞の間がむくんでいる」ということですね。

その「むくみ」の原因は、「細胞周囲の”水”が増えすぎている」から。

なぜ、細胞周囲の”水”(正確には間質液)が増えすぎるのか?簡単に言えば、「毛細血管→リンパ管」への”水”の受け渡しが上手くいっておらず、渋滞してしまったから。だから、溜まった水分が細胞のまわりに増えて、「むくんだように見え」(湿疹の最初は、ぼわっとむくんだようになっていますね!)たり、あまりに水分が増えすぎたとき、皮膚の外に、浸出液として「汁が出る」のではないでしょうか?

「毛細血管→リンパ管」への”水”の受け渡しがちゃんとスムーズに行われていれば、むくみも湿疹も起こらない。ならば、「”水”の受け渡しがスムーズに行われるようにしておけば湿疹は防げる」はず。それが、私が行っている「運動療法」の基本の考え方です。

実際、運動療法を続けてゆくと、湿疹周辺のむくみが減ってゆくのをよく認めます。(額が真っ赤になって湿疹になっている方など、よく、額にむくみがあり、皮膚が不自然に”ぱーん”と張っています。治ってくると、額のむくみもとれてきます。)下肢のひどい湿疹の方も、よく、かなりむくんでいますが、湿疹が落ち着くのと同時に、下肢のむくみもとれてきますね。

この考え方は、東洋医学の「気血水をきちんとめぐらせる」という基本の考え方と非常に似ています。

「回るべきものはきちんと回しておく」 私たちが、ご飯を食べて、トイレで排泄を行うように、細胞も「回すべきものはきちんと回す」のが、とても大切だと、私は考えています。

山本綾子流『アトピーの新しい治療スタイル』でエキスパートを目指せ

「山本綾子が行っている治療って、どんなものなの?」ということについて、少し具体的に書いてみようと思います。

私の治療のスタンスは、「ステロイドのみの治療(いわゆる標準治療)と脱ステ治療の”中間的立場”で、ステロイドのみの治療と脱ステ治療の”架け橋”となる」というものです。

私は、尊敬する先輩医師に、ステロイドの一流の使い方を学びました。正しく使えば、ステロイドが非常に頼もしい味方になるということを学びました。

しかしその一方で、ステロイドがうまく効かなくなったから、脱ステをして、それが原因で大変辛い思いをした方や、脱ステをして民間療法に大金を費やしたのに、ほとんど改善せず、今も苦しんでいる方がたくさんいることも知りました。

ステロイドにも長所、短所があります。また、脱ステ治療の中には一理あり、というものもあります。どうしてみんな、All or Noneの発想しかできないのだろう?どうして、両方の良いところを同時に取る、という治療法を考えようとしないのだろう?どちらも、あまりに極端すぎないだろうか?・・私は、そう思いました。

つまり、なぜステロイドを使いながらも、脱ステ治療の良いところを利用しないのでしょうか?

絶対何がなんでもステロイドを使わない、と意固地になることなく、「この湿疹はステロイドを使わなくても悪化しないから、使用しない」「この湿疹はステロイドを使わないと悪化するから、一時的に使う」と、臨機応変に行えばいいのです。

この方法を可能にするには、「この部分の湿疹は、どのように生じるか?」という湿疹の仕組みを、全身の部位別に把握しておく必要があります。

部位別に湿疹を治す方法がわかっていれば、ある程度、自力でその部分の湿疹が「湧いてこないように」して、自然治癒範囲を越えたものだけステロイドの力を借りる、ということが可能になるのです。

私の診察でも、「この湿疹は、かゆみがなくて平らだから、赤みは少し残るけれど、もうステロイドは使わずに、この部分の湿疹を消す運動をやってね」とお話することがよくあります。(勿論、引っ掻いて悪化させそうなときは、平らであってもステロイドを使います。)

「アトピー発症機序理論勉強会」で理論を習得していたり、私の外来を何度も受診している患者さんは、「どの運動をすれば、どの部分の湿疹が治るか」をよく知っているので、仮にちょっと湿疹が出ても、さほど動じないのです。

エキスパートレベルになると、(エキスパートとはちょっと大袈裟ですが、実際そう呼びたくなるすごいレベルの患者さんもいます!)「先生、最近ごく軽い湿疹が出たのですが、かゆみもわずかだったので、ステロイドは使わずに、湿疹の部位に応じた運動療法をやって治しちゃいました!」と言って、次の診察のときに、しっかりと跡形無く、湿疹を治してくる患者さんがいます。このレベルまで来たら、立派です。完治ももうすぐのはず。

そして、このようなステロイドの使い方をする限りは、ステロイドに依存するようなことはありません。「薬に使われる」のではなく、「自分が主体となって、薬を利用しながらも、本質的に治す。」こんな理想的な治療を叶えてくれるのが、「アトピー発症機序理論」に基づいた、完全ステロイドのみの治療でもない、脱ステでもない、新しい治療スタイルなのです。

アトピーを治すこと、全身を健康にすること

アトピーを治すことと、全身を健康にすることとの関係についてお話します。

以前、患者さんからこんな質問をされました。
「先生の運動療法をすれば、全身の血流がよくなって健康になるのはわかります。アトピーの患者さんだけでなく、万人が健康になるために行うべき運動なのだろう、というのもわかります。でも、それでアトピーが治るかが心配です。」

このご質問は、ちょくちょく患者さんから聞くことがあります。とくに、脱ステの患者さん、「ステロイドをできるだけ使いたくない、本質的に治したい」とおっしゃっている患者さんに多いのです。

でも、よく考えてみると、とっても不思議ですね。「本質的に治したい」と言っているのに、本質的に治すことに対して不安を抱いている!?ここに、彼らの考えの矛盾が見えてきます。皮膚を治すために、全身が健康になる必要があるはずなのに、「全身を治しましょう」と言う私に対して、「皮膚だけを治して欲しい」と言っているのと同じようなものです。

「皮膚」を治すために「皮膚ばかり」に注目しているのが、西洋医学、ステロイド。そんなステロイド治療に限界を感じたからこそ「ステロイド治療でなく、本質的に治したい」、と思ってきたはずなのに、いざ治療となると、「全体」でなく、「皮膚ばかり」に注目してしまう。これでは治るわけがありません。

皮膚は「内臓の鏡」であり、身体で最も面積の広い臓器です。皮膚を治そうと思ったら、「全身」が健康であることが必須なのです。全身がぼろぼろなのに、皮膚だけがピカピカなんてことは、絶対にありえません。

だからこそ、皮膚をキレイにしようと思ったら、まず、姿勢・呼吸・歩き方といった、基本的な身体を健康に保つための動作から生活を見直し、本当の意味で健康を取り戻さねばならないのです。

どんなに食事制限をしても、特殊な栄養食品を食べても、整体やマッサージに行っても、皮膚につけるクリームばかり気をつけても、温泉や光線で身体を温めても、毎日の身体の使い方が間違っていたら、健康にはなり得ないのです。

アトピー治療にとても大事な『二人三脚』 

さて今日は、「”治りのいい人”と”治りの悪い人”の違い」についてお話します。

外来で診察していても、診察に来るたびに改善して、半年~1年ほどで完治に至る方と、ある程度は改善しても、完治まではなかなか行かない方に分かれてしまいます。

全員が順調に完治に向かえば一番いいのですが、スローペースの方がいるのも事実。どうして差が出てしまうのでしょうか?もともとの症状の強さだと思いますか?

これだけたくさんの患者さんを診てきた私ですら、「こんなにひどい状態なら辛かったよね」と思ってしまうほど最初は湿疹が酷くても、スピーディに完治に向かう方もいます。その逆に、私から見れば、中程度の湿疹であっても、なかなか完治に至らない方もいます。このように、実はもともとの症状の強さは関係ないのです。

では、何か違うのでしょうか?治りたい、アトピーから開放されたい!という気持ちはみんな同じなのに。順調に完治に向かった患者さんを検証する中で、ある共通点に気づきました。

それは、治りのいい患者さんたちは、「治療の道案内人である皮膚科医と、しっかり二人三脚で進めている」ということです。

私は、いつも、「アトピー治療において、主体は患者さん自身で、皮膚科医は治療の方向性を間違えないための、道案内人のようなもの」だと考えて診察しています。もっと分かりやすく、そして極端に言うと、治療そのものは患者さんご自身が行うものであり、皮膚科医はそのサポート役にすぎない・・ということです。

症状が改善しない場合、患者さんが一人で全てを抱えこんでいる感覚でいるときは、なかなかうまく行きません。しかし、患者さんが心を開いて医師のアドバイスを聞き、治療途中のもどかしさ、喜びも全て皮膚科医と共有し、あたかも二人三脚で進んでいるかのような気持ちになった時、改善のスピードが早いように思います。

よく、スポーツ選手(チーム)と監督の深い信頼関係から、素晴らしい結果を残した、と報道されていることがありますが、監督だけが一人で頑張っていてもダメですよね。選手と監督が一体となって頑張らねば、結果が出ないのです。

アトピー治療もスポーツの世界と同じです。患者さんだけが頑張っても、皮膚科医だけが頑張ってもダメ。二人が「アトピーから卒業する」という同じ目標に向かって、二人三脚で進み続けること。皮膚科医が「こうしてみたらいいですよ」とアドバイスしたら、患者さんがそれを実行してみる。それでもうまくいかなければ、「やってみたけれど、この点が難しかった」など伝えてくれれば、さらに次のアドバイスをしていく。

こうやって、「患者さんと皮膚科医のチーム」の一体感が強まってゆき、改善スピードが早まるのだと私は感じています。

いま、なんだか治りがイマイチ・・・と思う方は、まずは、一人で抱え込むのをやめてみましょう。治療は、皮膚科医との二人三脚が大切なのです。

でもお互いに人間ですから、どうしても二人三脚の歩調が、上手く合わないこともあるかもしれません。そんな時、ぜひ一度私の診察も受けに来てみてください。患者さんご自身が、素直にアドバイス聞いていただけ、二人三脚で進める意思を持っていただければ、きっと力になりますから。

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