このたび山本ファミリア皮膚科 駒沢公園では、ターゲット型ナローバンドUVB治療器「TARNAB（ターナブ）」を導入いたしました。

ターナブは、紫外線療法の一種であるナローバンドUVB（NB-UVB）を、病変部のみに高精度で照射できる治療装置です。小型ですので、周囲の正常な皮膚への影響を最小限に抑えながら効果的な治療が可能です。照射範囲を限定することで、紫外線による紅斑や色素沈着などの副作用を抑え、小児や高齢者など皮膚がデリケートな方にも安心して施行できます。

紫外線治療は、強い塗り薬や内服薬に頼らずに治療効果を高めることができる、体にやさしい治療法です。病変部位への照射により炎症やかゆみを軽減し、痛みもなく、従来の治療で改善しにくかった部分への追加治療として、必要な患者様には適宜ご提案いたします。

また、日本皮膚科学会の「アトピー性皮膚炎診療ガイドライン」では、紫外線療法はアトピー性皮膚炎に対する代替療法の一つとされています
　
※保険適用で3割負担の方の場合、自己負担「1回  約1,000円程度」（診察料、薬剤費は別）となります。 
　 
■ 主な適応疾患（保険適用）
・ 尋常性乾癬（じんじょうせいかんせん）
・ 白斑（はくはん）
・ 掌蹠膿疱症（しょうせきのうほうしょう）
・ アトピー性皮膚炎
・ 慢性手湿疹
・ 円形脱毛症　など