ドクターズコラム

2026.03.22

その湿疹、様子見で大丈夫? お子さまの肌トラブルと受診のタイミング― 新生児・乳児に多い症状について

 
 3月も下旬となり、日に日に春の訪れを感じる季節になってきました。東京では桜の開花も間もなくと言われており、山本ファミリア皮膚科 駒沢公園のお隣にある駒沢公園の桜も、いまかいまかと咲く時を待っているようです。ご来院の際には、診察後に駒沢公園にもお立ち寄りいただき、ぜひ春のひとときをお楽しみください。

 さて、こうした季節の変わり目は、実はお子さまのお肌トラブルが増える時期でもあります。
 
 今回は、子育て中のご家族様からよくいただくご相談をもとに、「その湿疹、様子見で大丈夫?お子さまの肌トラブルと受診のタイミング― 新生児・乳児に多い症状について」をテーマにお話ししていきます。
  

 

 はじめての子育ての中で、新生児・乳児のお子様(赤ちゃん)のお肌の変化に戸惑われたことはありませんか。小児皮膚科へご来院の患者様から、このようなご相談をいただくことがあります。 
 
「顔に赤いブツブツが出てきた」

「なかなか良くならない」

「このまま様子を見ていて大丈夫なのかな」
 
 山本ファミリア皮膚科 駒沢公園では、新生児・乳児のお子様から小児皮膚科の診察を行っており、お子様の湿疹やかぶれについてのご相談は日々多く寄せられています。見た目の変化がはっきりしている分、ご家族の方にとってはとても心配になりますよね。
 
 赤ちゃんのお肌は、大人と比べてとても薄く、外からの刺激を防ぐバリア機能もまだ十分に発達していません。そのため、乾燥や汗、よだれ、衣類のこすれといった日常的な刺激でも、赤みや湿疹が出やすい状態です。さらに、おむつの中の蒸れや細菌・ウイルスの影響も受けやすく、いくつかの要因が重なって症状が出てくることも少なくありません。
 
 実際に診察をしていると、「昨日まではきれいだったのに、急に赤くなってしまって…」とお話しされる方もいらっしゃいます。それくらい、赤ちゃんのお肌は日々変化しやすいものです。
 
 
「よくある湿疹」と思っていたら…というケースもあります
 
 ある日、生後数ヶ月のお子様を連れて来院されたお母さまがいらっしゃいました。頬のあたりに赤みと細かいブツブツがあり、「乳児湿疹だと思って保湿をしていたのですが、なかなか良くならなくて」とのことでした。
 
 診察を進めていくと、単なる乳児湿疹というよりも、アトピー性皮膚炎の初期の状態が疑われる所見が見られました。適切なお薬とスキンケアを開始したことで、診察を重ねるごとに徐々に落ち着いていき、ご家族の方もほっとされたご様子でした。
 
 赤ちゃんの湿疹は見た目が似ていることが多く、ご家庭での判断が難しい場合もあります。ほかにも、おむつかぶれだと思っていたら真菌(カンジダ)感染を伴っていたり、あせもが悪化してとびひにつながっていたりと、診察して初めて分かるケースも少なくありません。
 
 「よくあることだからもう少し様子を見よう」と思われるお気持ちも自然なことですが、その間に症状が広がってしまったり、かゆみで機嫌が悪くなってしまったりと、赤ちゃん自身の負担が大きくなることもあります。
 
 
小さな変化のうちにご相談いただくことが大切です
 
 赤ちゃんの皮膚トラブルは、多くの方が経験される身近なものです。ただ、その中には早めに対応することで、比較的スムーズに改善していくものも多くあります。
 
 「このくらいで受診していいのかな」と迷われる方もいらっしゃいますが、赤みやかゆみが続いている場合や、少しずつ範囲が広がっているように感じる場合には、一度状態を確認させていただくことをおすすめしています。
 
 新生児・乳児のお子様の皮膚は、大人とは異なる特徴があるため、症状の見極めやお薬の使い方、ご家庭でのスキンケアについても、その年齢に合わせた対応が大切になります。診察では、限られたお時間の中ではありますが、お肌の状態に加えて、ご自宅でのケアの方法についてもできるだけ分かりやすくお伝えしています。
 
 赤ちゃんのお肌はとても繊細で、日々変化していきます。「少し気になるな」と感じたタイミングが、受診のひとつの目安になることもあります。
 
 小さなことでも構いませんので、お肌のことで気になることがありましたら、どうぞお気軽にご相談ください。山本ファミリア皮膚科 駒沢公園では、ご家族の皆さまに安心していただける診療を心がけています。
 
 
  小さなお子様を連れての通院は大変なことも多いかと思います。当院ではベビーカーのまま入れる院内、ベビーベッドを備えた広々お手洗い、キッズスペース、授乳室などを整え、ご家族の方にも安心してご来院いただける環境づくりを心がけています。お父様・お母様とお子様、ご兄弟でのご来院も歓迎しております。
 
 


  
 
🍀「山本ファミリア皮膚科 駒沢公園」は東急田園都市線の駒沢大学駅が最寄り駅です。
 
 当院では一般皮膚科の診療に加え、小児皮膚科の診療も行っております。赤ちゃんやお子さまの湿疹、おむつかぶれ、肌トラブル、アトピー性皮膚炎などのご相談で、目黒区・世田谷区をはじめ、駒沢大学駅、三軒茶屋駅、桜新町駅、用賀駅など田園都市線沿線や、都立大学駅、学芸大学駅、自由が丘駅など東横線沿線からも、多くのご家族様にご来院いただいております。
 特に、世田谷区(駒沢・深沢・上馬・下馬・野沢・弦巻・新町)や目黒区(東が丘・八雲・柿の木坂)など、通院しやすい地域の方に継続してご来院いただいております。
 
 駒沢大学駅は、東急田園都市線で渋谷から3駅と近く、都心からのアクセスも便利です。また、自由が丘駅や田園調布駅からは、東急バスでのアクセスも便利です。

スタッフ一同、皆様のご来院を心よりお待ちしております。